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2012年8月10日金曜日

いよいよ…







こんにちは




いよいよ展示が目前ですね!今日、やっとメインの作品が完成し、少しほっとしている頼高です。(まだできていないものもあるけど…涙)




私にとっては卒業制作以来の大きな発表の場なので、自分の中でも一つの節目のような気持ちです。大学を卒業して3年目ですが、仕事をしながら夜中や休みの日に制作をコツコツなんとか続けてきたことを、このような形でお見せすることができる機会を頂けて、本当にありがたいことだなあと思います。


技術的にも、表現の部分でも、まだまだだなあとつくづく思う毎日ですが、楽しく制作することができましたし、自分はやっぱり七宝が好きだなあと、やっと分かった気がします。




会場で見かけたら、ぜひお声掛けください!


2012年8月2日木曜日

七宝制作過程です




こんにちは


いよいよ展示が近づいてまいりました!


まだ作品が揃っていない私は、とってもあせっています!!




みなさん、DMは見ていただけましたでしょうか?
すごく素敵なデザインですよね・・・デザイナーさんが作ってくださったですが、私の周りでもとても好評です♪


上の写真は、そのDMに載っている私の作品を、炉から出した直後に撮ったものです。


まだ溶けた釉薬が安定していないので、DMの写真とは違う色になっています。


炉から出した瞬間は全体が真っ赤になっていて、作品が徐々に冷えるにしたがって色が変化していくのですが、色が落ち着くまではいつもとってもドキドキします。


DMの写真の子は、今回作っているメインの作品の一部分なのです。会場では作品の全体を是非みてください!






2012年7月18日水曜日

失敗したときには…





こんにちは 七宝の頼高です。


まいにち蒸し暑いですね。

久しぶりに道具紹介です。


リュ-ターです。ダイヤモンドポイント(ケースの中の細いもの)を付けて使います。電動で、回転の速さ調節ができます。


歯医者さんに似たようなものがありますね。。




彫金で主に細かい部分を削るときに使うのですが、私の場合、このリューターを出すときは大体が失敗してしまったときです。思ったとおりの色が出なかったり、植線した銀線を焼き付けたら倒れてしまったときなどに、仕方なくこれで削り取ります…


できれば失敗はしたくないのですが、削ったところに別の釉薬をのせて焼いて、それが味になったりすることもたまーにあります。
これがなかったら修正することはかなり難しくなるので、とても便利な道具です。

2012年7月8日日曜日

ブローチ

こんにちは 七宝の頼高です。
山形はさくらんぼ狩りの季節になりました。

あまり写真がよくありませんが、これは、仙台でブローチだけを集めたグループ展をしたときに出品したものです。直径2センチ弱の、小さなまあるいブローチ(ピットピン)です。




これは工芸シリーズなので、お皿やコップの絵ですが、お花シリーズもあります。小さくてさりげないところが自分でも気に入っていて、コートの襟元などに付けています。洋服だけでなく、籐のカゴバックに合と付けてくださったお客様もいて、嬉しかったです。






2012年6月22日金曜日

リボンタイ



こんにちは 七宝の頼高です。
前回は結婚指輪をご紹介しましたが、こちらは、その結婚指輪を頼まれる前に、婚約記念品として頼まれて制作した、リボンタイです。
旦那さんに一生使ってもらえるものを、ということで、友人(新婦)が描いたデザインをもとにして作りました。ハナミズキが紅葉したころにプロポーズされたとのことで、ハナミズキの葉をイメージしています。
金具はシルバーで、革紐のリボンです。


2012年5月17日木曜日

作業机









こんにちは 頼高です。
本日は私の作業場をご紹介します。
が、作業場と言えるほど立派なところではなく…
アパートの狭い部屋にあるこの作業机で制作しています。
実は小学1年生から使っている学習机です。




作りがしっかりしていて電気もついていて引き出しも沢山あるので、なかなか便利です。




机の上には画集やら資料やらが積んであります。


工芸をする人とは思えないごちゃごちゃぶりですが…O型なので仕方がありません。



手前の板は「すり板」といって、糸鋸の作業で使う道具です。


奥の赤と緑色のものはチップスターの空箱です。


丈夫で高さが丁度よいので、ヤスリやホセを立てるのに使っています。










2012年5月8日火曜日

展示のお知らせ

こんにちは 頼高です。


山形はやっと咲いた桜があっという間に散ってしまいました。




今回は展示のおしらせです。


第27回公募 2012ジュエリーアート展・第2回日本ジュエリーデザインコンペティション
●上野の森美術館(東京都台東区上野公園)
2012年5月12日(土)~16日(水)
10時~18時(最終日14時迄)

●伊丹市立工芸センター(兵庫県伊丹市宮ノ前)
2012年6月1日(金)~10日(日)
10時~18時(最終日15時30分迄)

●国際デザインセンター・デザインギャラリー(愛知県名古屋市中区栄)
2012年6月27日(水)~7月2日(月)
11時~20時(最終日17時迄)

巡回展示 入場無料






七宝ではないのですが、リング5点を展示させてもらっています。


新しいジュエリーの形 というかんじの作品が多いので、見ているだけで面白いかと思います。


よろしければぜひ足をお運びください。

2012年5月1日火曜日

糸鋸






おひさしぶりです。七宝の頼高です。


七宝をしていると、「土台の素材は何ですか?」と聞かれることがあります。

私は大体は銅を使っています。銀を使うこともあります。

まず、銅の板に下絵を写します。
それを糸鋸で地道に切り抜きます。(最後の写真)
糸鋸の刃は、細かいものから荒いものまで色々な大きさがあります。ドイツ製です。


こうして切り抜いた土台をよく脱脂した後、裏に裏引きという釉薬をのせて焼き、

表に下引きという釉薬をのせて焼くと、銀線をのせる下準備が整います。

学生の頃は糸鋸がとてもとても下手で、刃をポキポキとしょっちゅう折っていたのですが、さすがに最近は扱えるようになってきました。何事も訓練ですね。

















2012年4月11日水曜日

七宝の電気炉






こんにちは 頼高です。
今日は七宝の電気炉を紹介します。



私の作品は小さなものはほとんどこの炉で焼きます。


最大1200℃まで上がりますが、普通はだいたい750~850℃くらいの間です。


右下のツマミで温度の調節をします。



見えにくいですが、炉の中に入っているのがクラとアミです。これに作品をのせて、トングのようなものでそっと窯に入れます。扉を閉めると小窓から中を覗くことができます(扉左側のまあるいところが窓)



作品の大きさや釉薬の種類によって溶け方のスピードが異なるので、窓から溶け具合を見つつタイミングを見計らって取り出します。このときに顔を近づけすぎると前髪がちょっと燃えたりします。


炉を点けていると、冬は暖房にもなって良いのですが、夏は恐ろしいほど部屋の気温が上昇します。




私は狭いアパートで制作しているので、今は小さなこの黄緑色の炉一つしか持っていません。(緑のスウさんという名前をつけています。)


なので、大きな作品は先生のところに行って焼かせてもらっています。






2012年3月28日水曜日

有線七宝の「線」











こんにちは 頼高です。


私は山形県に住んでいるのですが、もう3月も終わりだというのに、まだときどき雪が降ります。早く春が来てほしいです。


さて、本日は有線七宝の「線」について紹介します。


私が主に作品に使っているのは七宝焼きの中の「有線七宝」という技法です。


有線の線は銀線のことです。


土台の上に細い純銀のリボン線を立て、その隙間や上に釉薬を置いて焼成し、最後は砥石で表面を研ぎ、銀線を出します。線を立てることで仕切りができ、色同士が混ざってしまうのを防ぎます。



銀線をしっかり立てないと、色が混ざったり、最後に砥石で研いだときに、いつまでも銀線が出てこなかったりします。焼成したときに、炉の温度が高すぎたり、炉に入れる時間が長すぎたりすると、銀線が倒れてしまったり、溶けてなくなったりします。(苦労して立てた銀線が一瞬にして溶けて消えてしまうと、ショックでしばらく立ち直れません…)



銀線でなく、金線を使うこともあるようですが、高価すぎるので私はまだ一度も使ったことがありません。


いつか、金のリボン線を使って作品を作ってみたいです。


写真、分かるでしょうか…手前は銀線を立てて焼成した状態です。魚の鱗と尾の部分です。因みに、銀線はトイレットペーパーの芯に巻いて、必要な分を切って使っているのですが(先生に教わった方法)トイレットペーパーの芯なの?!と友達に嫌がられたことがあります。でも使いやすいんですよ。。







2012年3月13日火曜日

釉薬とホセ











こんにちは 頼高です。
私は七宝焼き(有線七宝)という技法で作品を作っているのですが、本日は七宝の道具を少し紹介します。

写真左上のまあるいケースに入っているのが、七宝の釉薬(絵の具)です。釉薬はものすごく細かいガラスの砂みたいなものです。色々な色があり、粒子の細かさによっても色が少し違います。





お米を研ぐときのように、水が透明になるまで何度も洗って不純物をなくしてから、糊を混ぜて使います。焼く前と焼いた後で色が変わるところが、難しくて面白いところです。



右の棒は、釉薬をのせるときに使うもので、「ホセ」といいます。


竹の割り箸などを自分で削って作ります。


使いづらいな~と思った時は、カッターナイフでちょこっと削って、好みの形や細さにできるところが好きです。大学の頃から使っているホセには特に愛着があります。









頼高純音

2012年2月26日日曜日

金工 頼高純音



〈プロフィール〉
頼高 純音(よりたか すみね)

金属工芸、主に有線七宝という技法で制作しています。
自分の心の中にある、遠い記憶のような風景を作品にしていけたらと思っています。

1986 埼玉県上尾市育ち
2010 東北芸術工科大学 工芸コース卒業



HP:http://sumine.jimdo.com/

〈展示 〉
2002~ 伊奈学園総合高校工芸展 (上尾市民ギャラリー・ギャラリー緑隣館/上尾市)
2008   代官山フェスティバル猿楽祭  (代官山ヒルサイドテラス/代官山 )
       指輪展 (山形デザイン   ハウス/山形市) 
       nice-low展 (ギャラリー絵遊/山形市)2009  
       5box展 (ギャラリーEGG /六本木)      
       思い出すのがもったいない (個展 ギャラリー銀座フォレスト/銀座)

2010  東北芸術工科大学卒業・修了作品展 (芸工大/山形市)      
      卒業・修了選抜展 (東京都美術館/上野)      
      新風展 (工藝藍学舎/宮城県)

2011  seven Brooches  (ギャラリーCROSS ROAD/仙台市)       
      第2回新風展 (工藝藍学舎/宮城県)      
      芸術日和 (日産ギャラリー/山形市)
2012  New Year Serection (GALLERY ARTPOINT/銀座)

現在は山形県山形市に住んでいます。特別支援学校で働きながら、制作活動をしています。あまりキャリアもない自分が、このようなメンバーの集まりに参加させて頂いて、都美術館で展示できることは、嬉しくもあり、緊張もしています。
私の大好きな七宝を、工芸を、沢山の方に知ってもらえる機会になれば幸いです。作品を通して、参加メンバーのみなさんと、観に来てくださる方々と、繫がっていけたらいいなと思っています。



「夢で会いましょう」 銅、銀メッキ、有線七宝

「ゆくとし くるとし 2011-2012」 有線七宝
                 
「小さな世界」 有線七宝 ブローチ・ペンダントなど