2013年6月21日金曜日
2次元を3次元へ
前回、沢山エスキースはすると書きました
立体をつくる者にとって問題になるのが
それを3次元にした時におこる曖昧にしか想像できていなかった部分の発見です
裏、表、上、下 いろんな方向からを想像して描いてみても
実際にカタチになると ん?ん?ん?ここは?
みたいなところが出てきます
どんなに頭をフル回転させても
2次元では少しボヤッとした部分が残ります(僕の場合ですけどWW)
そこからは 小さいもので作ってみて・・・大きいものして・・・
またここでも(笑 サイズ感の違いからくるニュアンスの違い
結局いつも アイデアから完成まで エスキースがずっと続いていくわけで
ひとつの作品は次の作品のエスキース?と感じます
終わる事ない制作は3次元への挑戦!と少しかっこよく しめくくります(笑
2013年6月19日水曜日
北原 久・進 漆芸展 のお知らせ * おわんや巧 @ 京都 * 6/20(木) ~ 6/30(日) *
京都はわたしにとって、特別な想いのある懐かしい場所です。
わたしの父である北原久は、1986年から1987年にかけて行われた京都金閣寺の昭和大修復の際に漆工部主任を務めさせていただいており、その間の2年間を京都で過ごしました。
その頃長野県の小諸で木工の修行中だったわたしは父の仕事を一目見たいと思い、午後7時頃にその日の仕事を終えると原動機付バイクで小諸を出発したのでした。
夜通し走って朝6時頃に京都に着いて金閣寺を見た時のすがすがしい気持ちは今でも色あせることなく、昨日のことのように思い出されます。
その後わたしも京都に長期滞在しながら、父とともに金閣寺の修理にたずさわるようになりました。
日々の仕事。木曽の人間には堪える京都の夏の暑さ。休日の日課だったバイクでの京都散策。
今となってはそのすべてが、かけがえのない大切な思い出です。
今回は父との二人展のために京都に向かいます。
今回の作品展では茶道具や日々の暮らしの器に花器、そして整理小箪笥、丸膳といった小家具や厨子など、さまざまな作品を展示いたします。
6月20日(木)〜6月22日(土)は北原進が、そして6月23日(日)〜6月25日(火)は北原久が在廊いたしております。
ぜひ御高覧いただければ幸いです。
2013年6月17日月曜日
宴 -ハナヤギノトキ-
前回 ART FACTORY`s「
今回は東京藝術大学の陶・漆・金属出身の
メンバーが揃い「宴」をテーマに作品を発表いたします
※写真の作品は今回の為だけに制作したコラボレーション作品です
同世代で話し合いを重ね展示会を構成してきました
個々の個性はこの会を通じってまた新たな展開へと広がる事でしょう
ぜひお出かけの際は 東急本店にお立ち寄り下さい
私は酒器、花器を中心に Happy Butterfly を渋谷へお届けします
「宴 -ハナヤギノトキ- 陶・漆・金属」渋谷・東急本店8階美術ギャラリー2013年6月20日(木)ー26日(水)
10:00ー19:00(最終日17:00閉場)
尾形隆昭(陶)
坂井直樹(金属)
佐藤典克(陶)
中島靖高(漆)
松本由衣(漆)
いもの道具みちくさー三枝一将+巽水幸(金属)
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宴 facebookページ
どうぞよろしくお願いいたします
2013年6月16日日曜日
はんこいろいろ
前回 うつわに絵は描きません と書きましたが
押印文様で陰影を使い 表情を持たせています
その文様に使う印は全て手作りです
石膏から削りおこしたもの 磁土を使って焼いたもの
最近はエッジを際立たせるために 木材を使って作ってみたりしています
でも 土には湿り気があるので 木材も硬いものでなくてはいけません
彫刻刀では限りがあり 扱い慣れない素材なので ちょっと四苦八苦しています…(笑)
押印文様で陰影を使い 表情を持たせています
その文様に使う印は全て手作りです
石膏から削りおこしたもの 磁土を使って焼いたもの
最近はエッジを際立たせるために 木材を使って作ってみたりしています
でも 土には湿り気があるので 木材も硬いものでなくてはいけません
彫刻刀では限りがあり 扱い慣れない素材なので ちょっと四苦八苦しています…(笑)
2013年6月14日金曜日
「染まる色」の美しさ
こんにちは 染色作家の桂川美帆です。
今日は、ろうけつ染めの色の魅力について書きたいと思います。
この写真は、先日のお着物を染めている途中の段階を写したものです。
下から見上げて、光を透過させると、色がいくつも重なってとてもきれいです。
以前にも書かせていただきましたが、ろうけつ染めは、防染と染色を何度も繰り返して模様を描き出してゆくという特徴があります。
薄い色から染めてゆき、乾いたら蝋でマスキングを施し、また違う色で染めてゆく、その繰り返しが、独特の深みのある色を作り出します。
そしてその特有の透明感や鮮やかさが、わたしにとって、空の色や、花びらの重なり、遠くの景色を思い起こさせるのです。
優しくて、たおやかで、はかないようで、力強い、そんな色彩に魅せられて、私は心象風景を表現しているのかもしれません。
今日は、ろうけつ染めの色の魅力について書きたいと思います。
この写真は、先日のお着物を染めている途中の段階を写したものです。
下から見上げて、光を透過させると、色がいくつも重なってとてもきれいです。
以前にも書かせていただきましたが、ろうけつ染めは、防染と染色を何度も繰り返して模様を描き出してゆくという特徴があります。
薄い色から染めてゆき、乾いたら蝋でマスキングを施し、また違う色で染めてゆく、その繰り返しが、独特の深みのある色を作り出します。
そしてその特有の透明感や鮮やかさが、わたしにとって、空の色や、花びらの重なり、遠くの景色を思い起こさせるのです。
優しくて、たおやかで、はかないようで、力強い、そんな色彩に魅せられて、私は心象風景を表現しているのかもしれません。
2013年6月11日火曜日
ものがたり
こんにちは ガラスの蔦嶋 薫です。
今回は作品アイデアのおおもとについて、お話したいと思います。
自己紹介の際にも少し触れましたが、私は作品で様々な物語の一片を表現したいと考えています。
現実からちょっと離れた、空想の世界の物語。彼岸。そういったものに魅かれます。
もともと小説を読むのがとても好きで、特に幻想小説やSFの影響を受けてきました。
| 国内・海外問わず気になった小説を読んでいます |
普段の生活の中でも、何か空想の世界に通ずると思えるものを探しては写真に撮ったりしています。
被写体は扉、階段、螺旋階段が多いです。


たとえば、空間を隔てる扉はこことは違う場所に繋がっていそう、ですとか
最後に、稲垣足穂の小説で私がとても好きな「薄板説」のおはなしを抜粋します。
「現実世界の時計の針が刻む秒と秒のあいだに、或る不思議な黒板が挟まっている。そのものはたいそう薄い。肉眼では認めることができない。(中略)ーー吾吾が道を歩いている時、飾窓や音楽や、人や、自然物に気をひかれてひょいと首をまげさせられる。これは、実は、春の野辺に立つ糸遊のごとくに、デリケートな薄板がそれらの物象を借りての誘惑なのである。(中略)吾吾の視線が適当な角度に合致したならば、吾々はその音楽なり花なりを媒介として、はても知られぬ美の王国へはいることを許されるはずである」
ーーー 稲垣足穂『童話の天文学者』より
2013年6月8日土曜日
しあわせ~
森田麻里です。
梅雨前の晴れた日に、ばらを見に行ってきました。いい匂いの中幸せな気分で歩きまわりました。大好きな花ですがあまり模様にはなっていません。
今ふと思い出して20年近く前に染めた ばら模様 を箪笥から出してみました。色留袖に仕立てましたが、母が1回着ただけです・・
さて、新作の型紙を少しだけお見せします。
模様を紙に写してカッターで切り抜き、切り絵のような型紙を作ります。黒い部分が紙、白い部分は切り抜いて下の布が見えています。型がばらばらにならないように紗という細かいあみを張ってあります。
この型紙を使って型染めをします。
2013年6月5日水曜日
漆器産地としてのとりくみ
木漆工芸作家の北原進です。
わたしが生まれ育った木曾平沢という町は、漆器産業を生業とする人々が集住する全国でも珍しい地域です。
伝統的な町並みの風情を今なお色濃くとどめ、漆工という伝統工芸の職人町としては日本で唯一「国の重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。
全国にある漆器産地の多くは大名などの庇護の下に発展してきましたが、中山道沿いに位置する木曽漆器は一般市民が使う生活用具としての漆器を作って発展してきました。
しかし、日本の伝統工芸品としての漆器産業の規模は、生活様式の急激な洋風化にともない1991年頃をピークに縮小しています。
この地域の漆器産業も例外ではなく、わたしが25歳くらいの頃をピークに縮小してきているのを肌で感じています。
そのような状況のなかで、日々の生活のなかでごく自然に漆器に親しんでいって欲しいという願いを込めて、この地域の小中学校では漆器の給食セットを毎日使うというとりくみがなされています。
自然の恵みである木と漆。漆器産業は21世紀の循環型経済社会の実現を目指すなかで、その主旨を体現する産業であるとわたしは信じています。
漆器店、職人、そして作家として自らの表現を追求する者。日々、それぞれの方向性で頑張っているみんなが一丸となって産地をもり立てようとするとりくみのひとつに、今年で第46回をむかえる漆器祭があります。
ちょうどわたしが生まれた頃に始まった祭りで、今年の日程は6月7日(金)・8日(土)・9日(日)。
ちょうどわたしが生まれた頃に始まった祭りで、今年の日程は6月7日(金)・8日(土)・9日(日)。
2013年6月3日月曜日
ひきだし。
織の加藤富喜です。
今日は、作品のデザインを考えるときのことをお話します。
日々の生活の中で、どきどき・わくわくを感じたら頭のひきだしにしまっておきます。
作品を作る時は、まずその頭のなかのひきだしをいろいろ開けてみます。
あたまのひきだしの中に入っているどきどき・ワクワクの素を取り出して、どうやったら織布になるか、デザインや織組織を考えて制作しています。
この春のどきどき・ワクワクの写真です。いつか作品になる日がくるかもしれません。
今日は、作品のデザインを考えるときのことをお話します。
日々の生活の中で、どきどき・わくわくを感じたら頭のひきだしにしまっておきます。
作品を作る時は、まずその頭のなかのひきだしをいろいろ開けてみます。
あたまのひきだしの中に入っているどきどき・ワクワクの素を取り出して、どうやったら織布になるか、デザインや織組織を考えて制作しています。
この春のどきどき・ワクワクの写真です。いつか作品になる日がくるかもしれません。
2013年6月1日土曜日
2013年5月31日金曜日
緑青実験
| 緑青サンプル板 |
金工の鈴木祥太です。
先日、緑青実験を行いました。
緑青とは銅のさびのことで、長い間雨風にさらされていると自然に出来ていきます。
金工作品では着色仕上げに使うことが多い緑青ですが、色を付けるまでそんなに長い間待っていられないので、薬品を使い強制的に緑青を発生させます。
その緑青も薬品の配合、付け方、乾かし方で色の付き方が違うんです。
それを待っていられないときは、ドライヤーで乾かしたり、火であぶって乾かしたりもします。
でもそれだと、やっぱり綺麗な色にならなくて、お日様の力は偉大だと感じるんです。
今回いくつかの方法を試してみましたが、まだまだ欲しい色になかなかならず苦労しました。今後も実験を繰り返して緑青発色の可能性を探っていきたいと思います。
2013年5月30日木曜日
自分スタイル
大学で美術を学んだ私がよく言われたのが
スケッチ沢山沢山しろ! でした
鳥、花、山、川・・・・どこにでも題材はあるのだから
わたしですか?
相変わらずで怒られそうですが・・・全くというほどしません
代わりに?(笑) エスキースは沢山沢山します
空いている時間はスーっと尖らせ過ぎた鉛筆で描いています
予備校時代からこんな風に尖らせるのが大好きで
削っては折れる、削っては折れる。をよく繰り返したものです
話を戻して・・・具象物を描くのか描かないのか
それと同じくらいスケッチをするとかしないとか
今の僕の中ではたいしたこととは感じていません
エスキースで描いた
点・線 が面になり構築され立体になる
これこそが今、コンセプトとしてあげている 「縒~ヨリ~」 を
表現するにあったスタイルだと思っています
スケッチ沢山沢山しろ! でした
鳥、花、山、川・・・・どこにでも題材はあるのだから
わたしですか?
相変わらずで怒られそうですが・・・全くというほどしません
代わりに?(笑) エスキースは沢山沢山します
空いている時間はスーっと尖らせ過ぎた鉛筆で描いています
予備校時代からこんな風に尖らせるのが大好きで
削っては折れる、削っては折れる。をよく繰り返したものです
話を戻して・・・具象物を描くのか描かないのか
それと同じくらいスケッチをするとかしないとか
今の僕の中ではたいしたこととは感じていません
エスキースで描いた
点・線 が面になり構築され立体になる
これこそが今、コンセプトとしてあげている 「縒~ヨリ~」 を
表現するにあったスタイルだと思っています
2013年5月28日火曜日
桂川美帆 展覧会のお知らせ
こんにちは 桂川 美帆です。
今日は展覧会のご案内をさせてください。
普段は大きなタペストリー作品などを制作しているのですが、
今回は初めてお着物を作りまして、お世話になっているギャラリーで展示販売していただくことになりました。
小作品や、ストールや風呂敷などの小物、夏帯などもご用意しております。
ろうけつ染めで染めたオリジナルの生地で、鼻緒をお仕立てすることもできます〜
現在この展覧会に向けて、これまでの制作とはまた少し違った 楽しさや難しさを味わいつつ奮闘中です。
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。
よろしくお願い致します。
「桂川 美帆 染色作品展」
6月1日(土)〜6月5日(水)
open11:00 ~ close18:00
Gallery hechi (小田急線 喜多見駅より徒歩3分)
ギャラリーHP → http://www.hechi.jp/pg230.html

今日は展覧会のご案内をさせてください。
普段は大きなタペストリー作品などを制作しているのですが、
今回は初めてお着物を作りまして、お世話になっているギャラリーで展示販売していただくことになりました。
小作品や、ストールや風呂敷などの小物、夏帯などもご用意しております。
ろうけつ染めで染めたオリジナルの生地で、鼻緒をお仕立てすることもできます〜
現在この展覧会に向けて、これまでの制作とはまた少し違った 楽しさや難しさを味わいつつ奮闘中です。
お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。
よろしくお願い致します。
「桂川 美帆 染色作品展」
6月1日(土)〜6月5日(水)
open11:00 ~ close18:00
Gallery hechi (小田急線 喜多見駅より徒歩3分)
ギャラリーHP → http://www.hechi.jp/pg230.html

2013年5月27日月曜日
透明な色の重なり 小島秀子−1
小さい頃から色水遊びが好きでした。色紙を水につけていろいろな色の色水を作って、それをガラス瓶に入れて透かしたり、重ねたり、また色水を混ぜて新しい色を作ったり。
色と色との重なりにワクワクして何時間でも眺めていました。
また、色セロファンを透かしたり重ねたり。
織り物はそんな色の重なりで表現しています。
経糸の色に緯糸の色の重なり。それは透明な色の重なりです。
私にとって織物はそこが一番ワクワクするところ。
大好きなのはルイス・バルカンの建築写真。ここには光と影の中に透明な色の重なりが見えるから。
こんな光と陰の中の透明な色の重なりを織物で表現して行けたらと思っています。
2013年5月25日土曜日
北原 久・進 漆芸展 のお知らせ * べにや民芸店 @ 東京 南青山 5/25(土) ~ 6/2(日) *
漆工の作業はさまざまな工程からなり、作業効率をはかるためにその工程ごとに分業化されているのが通常ですが、父である北原久は下地から上塗り、そして加飾までの全行程を自らの手で行い、堅牢で美しい作品を仕上げています。
そしてわたしはわたしは挽物(ろくろ)、指物、刳物といった木地 (木工)の仕事から漆の仕上げまでの全ての工程を一貫し て自分の手で行い、自らデザインした作品をかたちにして いきます。
木、漆、螺鈿の貝、麻布、錆土など、わたしたちの作る漆器
今回の作品展では茶道具や日々の暮らしの器に花器、そして整理小箪笥、丸テーブルといった小家具や厨子など、さまざまな作品を展示いたします。
5月25日(土)・26日(日)は北原久が、そして5月31日(金)〜6月2日(日)は北原進が在廊いたしておりますので、どうぞお気軽にお声をかけてください。
ぜひ御高覧いただければ幸いです。
2013年5月23日木曜日
韓国 順天湾国際庭園博覧会 その1
こんにちは木工の薗部です。
韓国は順天市で現在開催中の順天市国際庭園博覧会に作品が設置されています。
神戸ビエンナーレと韓国の光州ビエンナーレ(こちらは来年開催)の交流事業から派生した形で近隣の順天市における順天湾国際庭園博覧会に神戸ビエンナーレの入賞作家が作品を設置するという機会に招待を受けました。大変うれしい事でした。そして大変でした。
韓国は光州広域市で、この博覧会の総括と韓国園芸の国際展開の会長をつとめている安洪均さんの園芸市場の倉庫を間借りして制作しました。
数日ではありましたが一日中制作のことに没頭できる事なんて一体何年ぶりだったかな。
とても懐かしく貴重な想いをしました。ホテルで一人パクパク遅い晩ご飯を食べたり、韓国の地方都市のデコボコ道を歩いたりしていると、普段の大学での仕事や家族との暮らしなど日常が遠のいていく感覚をおぼえました。
作品は今回は韓国南部ので豊富に手に入る竹を主な材料に使いました。画像は竹に洋箔が貼られているところです。
(その2へつづく。。)
韓国は順天市で現在開催中の順天市国際庭園博覧会に作品が設置されています。
神戸ビエンナーレと韓国の光州ビエンナーレ(こちらは来年開催)の交流事業から派生した形で近隣の順天市における順天湾国際庭園博覧会に神戸ビエンナーレの入賞作家が作品を設置するという機会に招待を受けました。大変うれしい事でした。そして大変でした。
韓国は光州広域市で、この博覧会の総括と韓国園芸の国際展開の会長をつとめている安洪均さんの園芸市場の倉庫を間借りして制作しました。
数日ではありましたが一日中制作のことに没頭できる事なんて一体何年ぶりだったかな。
とても懐かしく貴重な想いをしました。ホテルで一人パクパク遅い晩ご飯を食べたり、韓国の地方都市のデコボコ道を歩いたりしていると、普段の大学での仕事や家族との暮らしなど日常が遠のいていく感覚をおぼえました。
作品は今回は韓国南部ので豊富に手に入る竹を主な材料に使いました。画像は竹に洋箔が貼られているところです。
(その2へつづく。。)
2013年5月21日火曜日
デザイン crinkle
昨年の展示『想いを繋ぐ』に引き続きデザインを担当させていただくcrinkleの島田と小島です。
第一回目の前回は作家同士やお客さんを繋いでいくことをテーマに展開していきましたが、第二回目になる今回「想い、巡る。」では作家の頭の中を巡ることをテーマに展示を展開していきます。前回とはまた違う作家さんの一面を見られる企画になる予定です。どんなカタチになっていくのか私たちも楽しみながら参加したいなと思っています。
よろしくお願いします。
crinkle
主に企画や印刷物、雑貨制作等 デザインの仕事をしています。
http://crinkle-skks.blogspot.com/

島田耕希
1986年生まれ
2008年4月 東京芸術大学美術学部デザイン科入学
2008年12月 アンサー展出展
2009年8月 瑞浪クレイオブジェコンテストグランプリ受賞
2010年5月 新宿駅にてガムテープアート
2011年4月 東京芸術大学 安宅賞受賞
2011年8月 金沢動物園にてワークショップ
2011年12月 同動物園にてアニマルコラボ展
2012年2月 卒業制作展にてデザイン科賞受賞
2012年3月 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
小島沙織
1987年生まれ
2007年4月 東京芸術大学美術学部デザイン科入学
2008年4月 NHKアートギャラリー芸大ビュッフェ出品
2011年3月 外部卒業展覧会 『SOTTEN』出展
2011年3月 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
2011年4月 同大学大学院入学
2011年5月 金沢動物園にてワークショップ
2011年9月 二人展 『T-shirts Textile 50』
2011年9月 大阪大丸『T-shirts Textile 50』巡回
2011年9月 同動物園にてアニマルアートコラボ展出品
2012年 松坂屋上野『T-shirts Textile 50』巡回
2012年 松坂屋銀座『T-shirts Textile 50』巡回
2013年3月 東京芸術大学美術研究科デザイン科修了
2013年3月 松戸アートイベント『樹物語』出展
第一回目の前回は作家同士やお客さんを繋いでいくことをテーマに展開していきましたが、第二回目になる今回「想い、巡る。」では作家の頭の中を巡ることをテーマに展示を展開していきます。前回とはまた違う作家さんの一面を見られる企画になる予定です。どんなカタチになっていくのか私たちも楽しみながら参加したいなと思っています。
よろしくお願いします。
crinkle
主に企画や印刷物、雑貨制作等 デザインの仕事をしています。
http://crinkle-skks.blogspot.com/

島田耕希
1986年生まれ
2008年4月 東京芸術大学美術学部デザイン科入学
2008年12月 アンサー展出展
2009年8月 瑞浪クレイオブジェコンテストグランプリ受賞
2010年5月 新宿駅にてガムテープアート
2011年4月 東京芸術大学 安宅賞受賞
2011年8月 金沢動物園にてワークショップ
2011年12月 同動物園にてアニマルコラボ展
2012年2月 卒業制作展にてデザイン科賞受賞
2012年3月 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
小島沙織
1987年生まれ
2007年4月 東京芸術大学美術学部デザイン科入学
2008年4月 NHKアートギャラリー芸大ビュッフェ出品
2011年3月 外部卒業展覧会 『SOTTEN』出展
2011年3月 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
2011年4月 同大学大学院入学
2011年5月 金沢動物園にてワークショップ
2011年9月 二人展 『T-shirts Textile 50』
2011年9月 大阪大丸『T-shirts Textile 50』巡回
2011年9月 同動物園にてアニマルアートコラボ展出品
2012年 松坂屋上野『T-shirts Textile 50』巡回
2012年 松坂屋銀座『T-shirts Textile 50』巡回
2013年3月 東京芸術大学美術研究科デザイン科修了
2013年3月 松戸アートイベント『樹物語』出展
2013年5月19日日曜日
作品の紹介
こんにちは
染色作家の 桂川 美帆 です。
工芸の仕事は、技術的な面が注目されがちですが
私は今回のブログで、そうした事とは少し離れた観点で
自分の作品について紹介してゆきたいと思います。
今日紹介するのは、
去年の「想いを繋ぐ」の展覧会で、展示した作品です。
日々見慣れていて同じように見える景色も、少しずつ違っていて、それは何か感情の起伏や些細なきっかけによって物の捉え方が変化してゆくからだと私は思っています。
〜眺める景色は 毎日の感情とともに 美しく変化する〜
その一つの想いが、上の作品のアイデアの起源です。
うつろう心も、感情も、穏やかなことばかりではないのかもしれないけれど、そうした蓄積がきっと思いがけず「今」目にしている景色を、豊かにして見せるのだと思うのです。
「今」目にしている景色は、どのような心をうつしているのでしょうか?
「景色」は「気色」と通じています。
時々、自分に問いかけをして、景色の中にある「気色」を見つめてほしい、と私は考えています。
染色作家の 桂川 美帆 です。
工芸の仕事は、技術的な面が注目されがちですが
私は今回のブログで、そうした事とは少し離れた観点で
自分の作品について紹介してゆきたいと思います。
今日紹介するのは、
去年の「想いを繋ぐ」の展覧会で、展示した作品です。
恋と雷
2010年
綿にろうけつ染め
W58cm×H182cm×5
日々見慣れていて同じように見える景色も、少しずつ違っていて、それは何か感情の起伏や些細なきっかけによって物の捉え方が変化してゆくからだと私は思っています。
〜眺める景色は 毎日の感情とともに 美しく変化する〜
その一つの想いが、上の作品のアイデアの起源です。
うつろう心も、感情も、穏やかなことばかりではないのかもしれないけれど、そうした蓄積がきっと思いがけず「今」目にしている景色を、豊かにして見せるのだと思うのです。
「今」目にしている景色は、どのような心をうつしているのでしょうか?
「景色」は「気色」と通じています。
時々、自分に問いかけをして、景色の中にある「気色」を見つめてほしい、と私は考えています。
2013年5月17日金曜日
白という色
やきものを始めた頃から 作る作品の中に
白という色を外す事はありませんでした
何度も何度も いろいろな人に
「絵は描かないの?」
と聞かれてきました
絵は描きません
私の作るものは絵を描くことによって出来上がるのではなく
そのかたちと白色とで纏った佇まいで出来上がると思っています
そして 素材の白さに憧れて始めた白磁
やきものの「白」にもほんとうに様々なバリエーションがあるのです
白の土そのものでも様々な種類がありますし
釉の原料の違いによって、焼き方によって
×作り手 の数だけ違う…と言っても過言ではありません
青みがかった白
黄色がかった白
アイボリーな白
透明感のある白
柔らかさのある白
硬質な白
前回の「想いを繋ぐ」でもそうでしたが 会場の中にどのように白の作品を浮き上がらせるか…
普段 日常使いのうつわ類を作ることがほとんどのわたしが
違った側面でどんなものをお見せすることができるのか…まだまだ模索中です
白という色を外す事はありませんでした
何度も何度も いろいろな人に
「絵は描かないの?」
と聞かれてきました
絵は描きません
私の作るものは絵を描くことによって出来上がるのではなく
そのかたちと白色とで纏った佇まいで出来上がると思っています
そして 素材の白さに憧れて始めた白磁
やきものの「白」にもほんとうに様々なバリエーションがあるのです
白の土そのものでも様々な種類がありますし
釉の原料の違いによって、焼き方によって
×作り手 の数だけ違う…と言っても過言ではありません
青みがかった白
黄色がかった白
アイボリーな白
透明感のある白
柔らかさのある白
硬質な白
前回の「想いを繋ぐ」でもそうでしたが 会場の中にどのように白の作品を浮き上がらせるか…
普段 日常使いのうつわ類を作ることがほとんどのわたしが
違った側面でどんなものをお見せすることができるのか…まだまだ模索中です
2013年5月15日水曜日
デザインのこと
木漆工芸作家の北原進です。
わたしが生まれ育った木曽地域は香川県と同じくらいの広さがあり、そのうち93%ほどが森林でしめられている自然豊かな地域です。
作品を制作するときになにからインスピレーションを得ているのかというと、それはいつも身近にある信州の自然です。
高校卒業後、バイクが好きでよくツーリングに出かけていたわたしは、白いヘルメットを買ってきてはそれに直接アクリル塗料で好きなデザインを描き、飽きたらまたその時々の好きなイメージにペイントし直すということを繰り返していました。そのときラフスケッチや下絵などは描かず、ヘルメットの上に直接、直感でデザインを施しフリーハンドで色をのせていきます。
上の画像は水から得たイメージをもとに自分でデザインしたバイクのヘルメットで、今から20年前のものになります。自作のヘルメットから後日自分でおこしたスケッチをもとに、メーカーであるSHOEIさんが公募展の副賞として作ってくださったこのヘルメットは、今も現役でわたしの身を守ってくれています。
そしてこの画像の上の作品は"流れ"からイメージを膨らませて2010年に制作した"流線紋鉢"です。素材や技法が違っても、こうして並べてみると20年近くたってもかわらない "なにか" が自分の中に流れているような、そんな気がしてきます。
わたしは木地作り(木工)の仕事から漆の仕上げまでの全ての工程を一貫して自分の手で行い、自らデザインした作品をかたちにしていきますが、その工程でもやはり下絵やラフスケッチなどは描かず、自分の中のイメージをもとに木取りをした材に目印となる線を引きながら制作するというスタイルでしごとをしています。信州の自然から日々うけている恩恵が自分のなかに蓄積し、それが直接かたちになって出てくるような感覚です。
教育機関で "ものづくり" を学んだ経験のないわたしはデザインもなにもかもすべて我流で、これまでテーマやコンセプトといった事柄を意識して制作するということもありませんでした。今回の展覧会では自分の中に新らしい引き出しをみつけ成長できたらと、わたし自身楽しみながら取り組んでいます。
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