2012年5月12日土曜日

石膏いろいろ

陶磁 雪ノ浦です

以前角谷さんも紹介していましたが
私も石膏を使って制作しているので その一部を紹介します

石膏、素焼き型




















轆轤で水引きした器の
打ち込み成形や
タタラの打ち込み成形
などに使用します
轆轤成形では得られない
様々な形や表情を
得ることができます
凸型、凹型、割り型
鋳込み型等があります


 

連続模様ローラー

石膏や素焼きの円柱に模様を掘ったもので
連続模様を生乾きの作品に付けることが出来ます
また、型の上に被せた粘土に使えば
作品を〆ることも兼ねています















すべて 手作りの道具なので
ひとつとして同じものはありません
新しいものを作り出すのもまた 楽しみです

2012年5月11日金曜日

木地のしごと 〜ろくろ〜


木地のしごと 〜ろくろ〜

木漆の北原進です。

ろくろ(木工旋盤)のしごとをご紹介します。


  まずは作業風景です。


  粗取りしたお椀をこのようにセットして

 
 慎重に削っていきます。


 紙やすりで整えています。


 ろくろの制作行程にそって、(画像下、左より)粗挽き前粗挽き仕上がったお椀です。


2012年5月10日木曜日

木台

□ 木台
金工の長谷川です。

鍛金に使う当金を差すために木台という切り株のようなものが必要になります。

ちょうどヤフーオークションで面白いものを見つけたので木台にしてみました。

餅つき用の臼です。
古く、食用には使えないということで¥3.000で購入しました。

臼のほとんどはケヤキが使われているので、木台には丁度良いです。

裏返して・・・

電動カンナで削ってしまえば木台に。


2012年5月9日水曜日

swifts & winder




こんにちは 綴織 鶴田昌子です




【糸をたまにする】
→ 糸を使用する前の下準備について紹介します




















①画面左:winder(たままき)


②画面右:swifts(かせくり)


① winder(たままき)
  この道具に糸を引っ掛けてハンドルをくるくる回していきます


② swifts(かせくり)
  「かせ」状態の糸をセットしてwinderで糸を引いていきます


























この2つの道具を使って上記のような状態に仕上げます


上記状態を「たま」と呼んでおり、この作業を「糸をたまにする」と言っています


(「たま」をたくさん作るととても肩がこります。。。)






http://shokotsuruta.com/









2012年5月8日火曜日






織の加藤富喜です。

杼(ひ)をご紹介します。
織物をする時に、緯糸を開口した経糸の間に通す時に使う道具です。
織る素材や作品のサイズ、自分の手に合った重さ、形を選んで使います。
いろいろな国、また地方によってもいろいろな杼があるので、旅に行くとついつい買い求め
コレクションしてしまいます。

展示のお知らせ

こんにちは 頼高です。


山形はやっと咲いた桜があっという間に散ってしまいました。




今回は展示のおしらせです。


第27回公募 2012ジュエリーアート展・第2回日本ジュエリーデザインコンペティション
●上野の森美術館(東京都台東区上野公園)
2012年5月12日(土)~16日(水)
10時~18時(最終日14時迄)

●伊丹市立工芸センター(兵庫県伊丹市宮ノ前)
2012年6月1日(金)~10日(日)
10時~18時(最終日15時30分迄)

●国際デザインセンター・デザインギャラリー(愛知県名古屋市中区栄)
2012年6月27日(水)~7月2日(月)
11時~20時(最終日17時迄)

巡回展示 入場無料






七宝ではないのですが、リング5点を展示させてもらっています。


新しいジュエリーの形 というかんじの作品が多いので、見ているだけで面白いかと思います。


よろしければぜひ足をお運びください。

2012年5月6日日曜日

金槌


□ 金槌


お久しぶりです。金工の長谷川です。

今回紹介するのは鍛金に必須な道具、「金槌」です。

下の写真が金槌基本セットのようなもの。
これだけあれば、一通りのことは大丈夫!

次第に、自分の作風にあった金槌を取捨選択していくと、
上段のような作家性が見える金槌ラックが出来上がります。

僕は凹面を叩くことが多いので、叩いた時に張らないよう凸面の金槌が多いです。