2013年6月21日金曜日
2次元を3次元へ
前回、沢山エスキースはすると書きました
立体をつくる者にとって問題になるのが
それを3次元にした時におこる曖昧にしか想像できていなかった部分の発見です
裏、表、上、下 いろんな方向からを想像して描いてみても
実際にカタチになると ん?ん?ん?ここは?
みたいなところが出てきます
どんなに頭をフル回転させても
2次元では少しボヤッとした部分が残ります(僕の場合ですけどWW)
そこからは 小さいもので作ってみて・・・大きいものして・・・
またここでも(笑 サイズ感の違いからくるニュアンスの違い
結局いつも アイデアから完成まで エスキースがずっと続いていくわけで
ひとつの作品は次の作品のエスキース?と感じます
終わる事ない制作は3次元への挑戦!と少しかっこよく しめくくります(笑
2013年6月19日水曜日
北原 久・進 漆芸展 のお知らせ * おわんや巧 @ 京都 * 6/20(木) ~ 6/30(日) *
京都はわたしにとって、特別な想いのある懐かしい場所です。
わたしの父である北原久は、1986年から1987年にかけて行われた京都金閣寺の昭和大修復の際に漆工部主任を務めさせていただいており、その間の2年間を京都で過ごしました。
その頃長野県の小諸で木工の修行中だったわたしは父の仕事を一目見たいと思い、午後7時頃にその日の仕事を終えると原動機付バイクで小諸を出発したのでした。
夜通し走って朝6時頃に京都に着いて金閣寺を見た時のすがすがしい気持ちは今でも色あせることなく、昨日のことのように思い出されます。
その後わたしも京都に長期滞在しながら、父とともに金閣寺の修理にたずさわるようになりました。
日々の仕事。木曽の人間には堪える京都の夏の暑さ。休日の日課だったバイクでの京都散策。
今となってはそのすべてが、かけがえのない大切な思い出です。
今回は父との二人展のために京都に向かいます。
今回の作品展では茶道具や日々の暮らしの器に花器、そして整理小箪笥、丸膳といった小家具や厨子など、さまざまな作品を展示いたします。
6月20日(木)〜6月22日(土)は北原進が、そして6月23日(日)〜6月25日(火)は北原久が在廊いたしております。
ぜひ御高覧いただければ幸いです。
2013年6月17日月曜日
宴 -ハナヤギノトキ-
前回 ART FACTORY`s「
今回は東京藝術大学の陶・漆・金属出身の
メンバーが揃い「宴」をテーマに作品を発表いたします
※写真の作品は今回の為だけに制作したコラボレーション作品です
同世代で話し合いを重ね展示会を構成してきました
個々の個性はこの会を通じってまた新たな展開へと広がる事でしょう
ぜひお出かけの際は 東急本店にお立ち寄り下さい
私は酒器、花器を中心に Happy Butterfly を渋谷へお届けします
「宴 -ハナヤギノトキ- 陶・漆・金属」渋谷・東急本店8階美術ギャラリー2013年6月20日(木)ー26日(水)
10:00ー19:00(最終日17:00閉場)
尾形隆昭(陶)
坂井直樹(金属)
佐藤典克(陶)
中島靖高(漆)
松本由衣(漆)
いもの道具みちくさー三枝一将+巽水幸(金属)
宴 facebookページ
どうぞよろしくお願いいたします
2013年6月16日日曜日
はんこいろいろ
前回 うつわに絵は描きません と書きましたが
押印文様で陰影を使い 表情を持たせています
その文様に使う印は全て手作りです
石膏から削りおこしたもの 磁土を使って焼いたもの
最近はエッジを際立たせるために 木材を使って作ってみたりしています
でも 土には湿り気があるので 木材も硬いものでなくてはいけません
彫刻刀では限りがあり 扱い慣れない素材なので ちょっと四苦八苦しています…(笑)
押印文様で陰影を使い 表情を持たせています
その文様に使う印は全て手作りです
石膏から削りおこしたもの 磁土を使って焼いたもの
最近はエッジを際立たせるために 木材を使って作ってみたりしています
でも 土には湿り気があるので 木材も硬いものでなくてはいけません
彫刻刀では限りがあり 扱い慣れない素材なので ちょっと四苦八苦しています…(笑)
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