2012年6月30日土曜日

小物いろいろ



お久しぶりです。金工の長谷川です。

気づけばもう梅雨の6月、大学では2年生が初の鍛金制作に挑んでいます。
がむしゃらに金槌を振っている毎日ですが、
手の抜きどころをわからない時期に制作した作品というのは、
すべての部分に全力投球しているものが多く、意外としっかり作られてたりします。

そんなことを思い出しながら、上の写真は僕が初めて制作した器です。


そしてこれが最近作った器です。

自分で言うのもアレですが、やっぱり初めて制作したほうが仕事が丁寧なんですよね。
たまにこうやって初期の作品を見返しては、初心に戻っています。

2012年6月29日金曜日

藍染め



型を使って糊を置いた布です。

糊の表面にはおが屑が付いています。この布に染伸子が掛けてあります。この染伸子を上になるように持ち上げて、布を屏風だたみにして藍に浸けます。


下の写真は藍甕?ですが、私は厚手のプラスチックの口の広いものを使用しています。深さは60センチ位です。口径もその位です。

空気に触れて酸化すると藍色に変わりますが、藍液は右の写真の様に黄色っぽい飴色をしています。表面に泡の様にみえるのは「はな」というものです。これがいっぱい建っている時は、藍の調子が良い時です。  大谷敦子



















2012年6月28日木曜日

作品展のお知らせ 〜 福屋 広島駅前店 6F 〜




木漆の北原進です。

6月28日(木)より福屋 広島駅前店 6Fにて作品展を開催中です。会期は7月4日(水)までです。

昨年秋の福屋 八丁堀本店 美術画廊での親子展以来、約8ヶ月ぶりの広島での作品展となります。

福屋さんではいつも八丁堀本店の美術画廊にてお世話になっていますが、今回は『広島駅前店』でのグループ展に参加させていただいています。

日々の暮らしのうつわや花器、そしてジュエリーボックスにスツール、整理小箪笥、丸テーブルといった小家具や厨子など、さまざまな作品を展示いたしております。

ぜび御高覧ください。


2012年6月26日火曜日

お茶する?!

工房では珈琲をよく飲んでいました

近年 抹茶茶碗を作るようになり
実際使ってみようと独服をしています

作業の合間にいただくお抹茶は心を沈め
再び制作の意欲を掻き立てます
珈琲にもしっかり同じ効果があります(笑

休み休みやりなさいということです


















2012 happy butterfly bowl

2012 彩積粧銀彩茶碗


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鎌倉 ギャラリー壹零參堂 作品紹介

6/23より
陶磁 佐藤典克、泉さやかによる 「二人の陶展」が開催中です

今回は夫婦での展覧会、それから鎌倉という土地を意識した
コラボ作品などを展示していますのでご紹介します



佐藤典克、泉さやか共作陶板
umi 1
umi 2


ame 1
ame 2


舟片口
佐藤バージョン
泉バージョン


「HAKO」シリーズ



 佐藤制作の陶箱に
 鎌倉彫の三橋鎌幽さん作の蓋を合わせた
 鎌倉という地ならではの
 コラボ作品です







お互いに普段制作していないような形やイメージを 新たに 考え作り上げていくことで
新しい発見や制作に繋がっていけるといいな と思います

もちろんそれぞれの作品もたくさんありますので
紫陽花が見頃になったこの季節の鎌倉へ…ぜひお出かけ下さい


佐藤典克•泉さやか 二人の陶展
6/23(土)〜7/4(水)10:30〜18:30
6/28(木)休廊
最終日16:00まで
鎌倉ギャラリー壹零參堂(いわさどう)
鎌倉市御成町12-8ノア鎌倉2F
0467-24-5103


2012年6月25日月曜日

織り布バック

織の加藤富喜です。展覧会の時はタペストリーのような大きなサイズの作品を作ることが多いのですが、時々、小物でバックを作ったりもしています。このバックは大きく荷物がたくさん入るようにデザインしました。

2012年6月24日日曜日

アクセサリーの講習会






宮城県の漁協女性部でアクセサリーの講習会を先日してきました。

あわびの稚貝を使って、ストラップだったり、イヤリングだったりネックレスなどなど

浜のおばちゃんたちと制作してきました。

宮城県の沿岸部っていうと結構な範囲があるもので

気仙沼にいったり、石巻にいったり、

次は、塩釜で講習会をする予定です。



漁協女性部は、漁協から支援を受けて活動するようなのですが

震災以降何もできない状況にあるため、NPO法人の支援を受けて

この事業を立ち上げ、

浜の復興、ライフジャケットの推進などなど女性部の活動を大きくする事が目的です。



少しずつやってはいるものの

宮城の水産施設が打撃を受けているため、あわびの稚貝も少ない状況です。

多く作れなかったり、問題が多々ありますが、少しずつ進行中です。


普段は、空間的なモビールだったり、宝石使ったりしてますが

こういった講習会も大変疲れますが面白いものです。