2013年9月25日水曜日

織物の制約 小島秀子−5


織物は基本的に経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で柄を構成していきます。  
そういう制約がある中でデザインするのですが、逆に制約がある中で考えるというのはとても面白い。
自由すぎると無力になってしまうけれど、制約があると俄然力がわいてくると言う事があります。

頭の中には色々な自由なイメージがあり、
昨年の「想いを繋ぐ」展ではそのイメージを自由に描いた絵も展示しました。
描くという事にはどうしようもない憧れもあります。

この絵が、「わたし」というフィルターを通して着物になった。

そんな、展示をさせて頂きました。