2013年7月12日金曜日

マイガーデン

金工の鈴木です。

今日は私の庭を紹介します。





もさ!


もさ!


 

もさもさ!


ナス!

ケロッ!

 


梅雨もそろそろ終わりを迎えた今日、庭には雑草がうっそうと生い茂っています。


そこはもう虫とカエルのパラダイスとなっており、植物観察昆虫観察には良い環境です。


昨年は早々に草むしりをしてさっぱりさせたのですが、意外と面白い植物が生えていて観察出来ることと、特に歩くところがあれば困らないのがわかったので、放置して今に至っています。



育てているおナスとトマトも、四方から迫りくるツタの脅威に何度かさらされましたが、無事おいしく育っています。



こういう場でよく観察していると、群となっている植物のエネルギーと一本一本の個のエネルギーをどちらも感じることが出来ます。



陽のあたる場所、陰になる場所で生える植物が違うというのも興味深いです。






そのうちちゃんとお手入れしますからね。







2013年7月9日火曜日

羊の毛。

織の加藤富喜です。

私の作品は、羊の毛を糸に紡いで作っています。
皆さんは、羊というとどんな羊を頭のなかに思い浮かべるでしょうか?
羊は、約3000種類いるといわれていて、その中で、手仕事の分野で使用される羊は40種類位だと思います。
ゴワゴワの毛の羊もいれば、ふわふわだったり、毛が長かったり短かったりと、それぞれに特徴があります。
作品のイメージに合わせて、毎回、羊の種類を選び、色も、最近は、ナチュラルカラーの羊毛を使うことが多いのですが、例えば茶色の糸を紡ごうと思ったら、色々な茶色の毛を混ぜて、自分の頭のなかのイメージにあった茶色にしてから糸を紡ぎます。
糸を染めるだけだと、一色の色になってしまいますが、羊の毛を自分で紡いで糸にすると色々な色を混ぜ合わせて糸を作ることができるので、手間はかかりますが、自分の頭のなかにあるイメージを表現できるので、私にとってとても重要な作業工程です。
今度は、どんな色にしようかなと羊の毛を並べて考えるのは、とても心がうきうきします。


2013年7月7日日曜日

鋼青のそらをめぐる



こんにちは ガラスの蔦嶋 薫です。


今回は展覧会に出品する作品のお話をしたいと思います。


「想い、巡る。」展では、宇宙や天体のイメージを作品に取り入れようと考えています。
リアルな宇宙というよりも、『銀河鉄道の夜』や『似而非物語』に出てくるような、空想の宇宙で遊ぶようなものにしたいな、と思っています。


少し前からドローイングをしつつ、集めていた雑誌の切り抜きから今回の作品のイメージに近いものを抜粋してノートに纏めています。
全然宇宙と関係ないように見えるかもしれませんが、、、色や質感なども含めてぴんときたものを選んでいます。