染の森田麻里です。
この夏一番心動かされた花を模様にしました。
母の古い記憶では、よく仏壇に飾っていた花だそうです。
最近は品種改良されておしゃれな感じになってきたのだと思います。
制作途中です。
これから花にもっと色が入り、最後に地色も染まります。
この花、模様になるのは2回目です。
前回は帯地ではなくて空中に飛んでいる円盤でした。
何の花かわかりましたか?
完成品は 11/8~15 都美術館で展示予定です。
2013年9月6日金曜日
2013年9月3日火曜日
染めるということ
こんにちは
染色作家の桂川美帆です。
時々、「これは布に描いてるんですか?」と尋ねられることがあります。
「いえ、染めているんです。」と言っても、なかなかピンときてもらえないので
染めている瞬間の写真を撮ってみる事にしました。
蝋でマスキングした内側を、刷毛で染めてゆきます。
素早く、そして丁寧に刷毛を動かさないと、染料液が変なムラを作ってしまうので
はみ出ないように細やかに気を配りつつ、生地への浸透具合を全体に気にしながら、手は素早く動かし、均一な動きを心がける。
全神経を研ぎすまして行う、意外と難しい作業です。
広い面積は、大きい刷毛で。狭い面積は小さい刷毛で染めます。
広い面積を染める時には、全身を使う激しい全身運動です。痩せます。
「何故わざわざ染めるんですか?」と尋ねられることもあるのですが、
「絵の具を使った絵画とは違った 独特の魅力に魅せられたから」
と答えています。
「涙は夜の彼方に」
2013年
78×370cm×3枚
(部分)
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大変な思いをしてでも、
「染める」という行程から生み出された質感は、
フラットで、澄んでいて、それでいて深みがあって
私の表現したいことを後押ししてくれるように思っています。
2013年9月2日月曜日
「白のいろどり」展覧会情報!
2013年9月1日日曜日
ワークショップ「想いのブローチ」
こんにちわ
今日は「想い、巡る。」の展覧会会期中に行う
ワークショップの準備風景を少しお見せしたいと思います〜
前回の「想いを繋ぐ」の展覧会では、作家みんなでお揃いのブローチを作って
会期中に身につけていました。(詳しくは「想いを繋ぐブローチ」をご覧ください)
こちらです↓
前回好評だったこのブローチを
今年はご来場いただいた皆様と一緒に作りたいと思って
ワークショップを開催することになりました。
今まさに準備を進めています。
カットした木材を、いろんな色に塗って
パーツを組み合わせブローチの形にしてゆきます。
一つ一つ丁寧に
樹脂を塗布して、
ぷっくりして
つやつや!
色とりどりの
ブローチ土台が出来上がりました!
前回のものより少し小さめで、身につけやすいサイズです。
こちらは、作家が持ち寄ったそれぞれの素材です。
作品と同じ素材の小さなパーツは、
それぞれに可愛らしくて
まるで作品の子供のようです。
ひとつずつ集めて袋に入れました。
いろんなバリエーションがあります!
パーツを見ていると、どんなブローチができるのかワクワクしますね。
ワークショップは、
11月8日(金)と11月10日(日)、
1日2回 東京都美術館内で行います。
時間や、お申し込み方法などの詳細は、
後日、このブログやHP , Facebookページ等でお知らせしてゆきます。
皆さんと一緒に楽しく制作できることを
作家一同、心待ちにしています。
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