2016年8月27日土曜日

作品紹介 長谷川大祐


こんにちは、長谷川大祐です。

日本の四季をテーマにした彫刻作品や帯留を作っています。
素材は金属、なかでも銅や真鍮を好んで使ってます。
ここ数年は、動物+季節のお花を組み合わせた作品が多いですね。

プラスな気持ちが湧き出る作品を目指して創作中です。

よろしくお願いします。

長谷川



-装飾動物シリーズ- おめかし

サクライオン

花のケモノ


帯留
お店のモニュメント(東京都世田谷区
尾山台オーボン・ヴュータン)

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2016年8月24日水曜日

作品紹介 蔦嶋 薫


こんにちは、ガラス作家の蔦嶋薫です。

今回は過去に制作した作品のお話をさせていただこうと思います。
よろしければお付き合いください。


さて、自己紹介でも触れた通り最近の作品制作においては元ネタとなる小説があるということをお話しましたが、具体的にはどんなものを読んで作品にしているのか、少しご紹介します。



宇宙にしるしを -Un segno nello spazio-

まずはじめに、大学院の修了制作です。
小説をもとに初めて制作したのがこの作品でした。
元ネタはイタロ・カルヴィーノの『レ・コスミコミケ』に収録されている「宇宙にしるしを」という15ページほどの短編です。
個人的に一番好きな作家はイタロ・カルヴィーノです。オススメなのですがあまり読んでもらえません。残念。ちょっとややこしい話です。



真夜中の訪問者

こちらは稲垣足穂の『一千一秒物語』に収められている「真夜中の訪問者」から。
グレーの三角には本から切り取った文字が閉じ込めてあります。
稲垣足穂も好きな作家でよく作品のテーマにしています。



鋼青のそらをめぐる

この作品は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』からイメージを膨らませて制作しました。
タイトルの”鋼青のそら”という言葉は、『銀河鉄道の夜』でジョバンニが銀河を旅する際に最初に立つ野原のシーンからとっています。


都美ではどんなお話を作品にするか、まだ決まっていませんが、いくつか候補は挙っています。会場でご高覧いただければ幸いです。

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2016年8月22日月曜日

桂川美帆 作品紹介

こんにちは
染色作家の桂川美帆です。

今回は最近の作品を紹介したいと思います。


主な作品のテマは、心と眼差しの化です。
感情のうつろいにじて化する物の捉え方を描いています。
『優しい雨  -恋の涙・星月夜・甘い刺-
桂川美帆
絹にろうけつ染

私は「ろうけつ染」という日本の伝統的な染色技法を用いていますが、
染色による美しい色彩、絵の具とは異なる質感に魅せられ、あえて染色という表現方法を選んで作品を制作しています。 
高い防染力と、防染と染色を繰り返すことで得られる深みのある色彩がろうけつ染の一番の魅力です。


染み渡った色の一色一色を、その時その時をみ締めるように大切にしていく制作工程は、移りわっていく時を享受し、確かめながら自分のものにしていくような感を得ます。
そうした感に感動をえ、色を染めえていく事への喜びが私の創作活動の根幹にあります。 


『気色を纏う』
桂川美帆
絹にろうけつ染
photo by 伯耆田卓介



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