陶芸の前沢幸恵です。
会期もだんだんと近くなり、カタチが出来上がってきました。
陶芸の主な作業工程は①生土②素焼き③本焼きと、3段階あります。
私は今生土の状態で、主に形を立ち上げて、化粧がけ、彫りなどの装飾を施していく作業をしています。
上から見たところ。
加飾。模様を削っているところです。
この後よく乾燥させて、900度くらいの低い温度で一回焼きますが、乾燥は私の中ではかなり気を使います。
薄いところは2,3ミリしかなく、厚いところとの差が激しいので、急激に一部分から乾いてひび割れしないように常に見張って、ケアしながらゆっくり乾燥させていきます。
ヒビが入らないようにドキドキの連続ですが、展示に向けて、慎重に最後の作業を続けていきたいと思います。