2012年4月8日日曜日

釉象嵌

陶磁 泉さやかです

先日にひき続き 釉薬を使ったお話をします
私の作品の中には
印をたくさん押して模様を付けたものがあります

その印を押して凹んだところだけに
釉薬をつめて焼くのが釉象嵌です

















ちょっとわかりづらいですが
七宝模様の凹んだ部分が光っています
その他の部分には釉薬がついていない 焼き締めの状態になっています










こちらの千鳥格子模様には釉薬がかかっていなくて
全体が焼き締め状態ですので
つやのない マットな質感になっています










こちらは同じ千鳥格子模様に釉薬がかかった状態です
全体につやが出て薬の濃淡で陰影がついています



印を押すのは まだ土が柔らかいうちです
柔らか過ぎても硬すぎてもうまく押せません
そしてその押し具合が浅すぎず深過ぎすちょうど良いものだけが
釉象嵌にできるのです

都美の作品ではこの釉象嵌も取り入れて制作する予定です



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