2012年4月26日木曜日

緑の溶接面。


あまりにも日常的すぎて

紹介を忘れていた道具です。

もう毎日の様に装着して溶接をしているわけですが

たぶん、自分がかぶってるせいか、あまり印象にのこらない溶接用のお面です。

これをつけてる状態を外からみれば、印象的なのかもしれないけど

自分がつけて、溶接してるとメガネみたいな感覚なのかなぁ。





なんともシンプルな構造で。まったくみえない黒すぎるサングラスみたいなものです。
溶接の光で焼けるので、首元も隠して、長そで、革手袋が溶接時の装備ですね。

今は、センサー式(溶接の光に反応して明るさが調節されるもの)が主流なのでしょうか。

このお面からすると、センサー式の値段は10倍にもなります。

私の溶接機とだいたい値段一緒くらい。とりあえずは、このお面で困ってはないです。


大学では、センサー式しか使われていなかったりして、
古いお面はあまり使う人もいないかもしれません。




私の場合は、大学3年の時に、ステンレスの溶接がわからなくて

山形酸素って大学でお世話になってる業者さんに頼んで

ステンレス溶接をしてる会社に見学させてもらったのでした。

そこで基礎的な扱い方を教わったんですが。

溶接よりも、この溶接のお面の使い方がかっこよくて。。。。




要は、かぶった状態で前のお面だけを上にあげるわけですが、

溶接する個所に、トーチや物を手で抑えた状態で。

「コクッ」うなづくようにお面を顔を前に装着するのでした。

この自然体すぎる動作にすごいなと思って、今だに憧れがあるのです。



センサー式はかぶったまま、勝手に反応するから効率はいいのかもしれないけど

この動作をマスターしないうちは、手がだせません。





0 件のコメント:

コメントを投稿