あまりにも日常的すぎて
紹介を忘れていた道具です。
もう毎日の様に装着して溶接をしているわけですが
たぶん、自分がかぶってるせいか、あまり印象にのこらない溶接用のお面です。
これをつけてる状態を外からみれば、印象的なのかもしれないけど
自分がつけて、溶接してるとメガネみたいな感覚なのかなぁ。
なんともシンプルな構造で。まったくみえない黒すぎるサングラスみたいなものです。
溶接の光で焼けるので、首元も隠して、長そで、革手袋が溶接時の装備ですね。
今は、センサー式(溶接の光に反応して明るさが調節されるもの)が主流なのでしょうか。
このお面からすると、センサー式の値段は10倍にもなります。
私の溶接機とだいたい値段一緒くらい。とりあえずは、このお面で困ってはないです。
大学では、センサー式しか使われていなかったりして、
古いお面はあまり使う人もいないかもしれません。
私の場合は、大学3年の時に、ステンレスの溶接がわからなくて
山形酸素って大学でお世話になってる業者さんに頼んで
ステンレス溶接をしてる会社に見学させてもらったのでした。
そこで基礎的な扱い方を教わったんですが。
溶接よりも、この溶接のお面の使い方がかっこよくて。。。。
要は、かぶった状態で前のお面だけを上にあげるわけですが、
溶接する個所に、トーチや物を手で抑えた状態で。
「コクッ」うなづくようにお面を顔を前に装着するのでした。
この自然体すぎる動作にすごいなと思って、今だに憧れがあるのです。
センサー式はかぶったまま、勝手に反応するから効率はいいのかもしれないけど
この動作をマスターしないうちは、手がだせません。
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