木漆の北原進です。
木工のしごと場をご紹介します。
木工のしごとは細かい木屑の埃がたくさんでます。作業をしているわたしの横で木屑をかぶっているこのラジカセは、30年以上も前のものですがまだまだ現役です。ここから流れてくるラジオにひとりツッコミをいれたりしながら、しごとをしています。
奥に立てかけてあるのは木地作りに使う材木です。
ここは刃物を研ぐ水場。たくさんの砥石がおいてあります。
しごと場の出入り口。もともとはわたしの父が手作りし、後にわたしが手直しをしながら現在にいたっています。うちの工房はわたしが生まれた年に父が建てたもので、わたしと同じ45歳です。木曽は信州のなかでも春がやってくるのがおそい地域で、5月半ばくらいまで桜が咲いています。その季節になると、こんなふうに工房の中にも花びらが入ってきたりします。
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