森田麻里です。
染布を制作する時、まずはじめに模様を考えます。
以前住んでいた場所は大きな公園の側で、染物の題材にする四季の植物がたくさんありました。犬の散歩をしながらスケッチしたこともありました。
現在は住宅地の真ん中のマンション暮らしなので、植物から感じる季節感が薄れてきました。
「今日は模様探しをする!!」と決めたらカメラを持って散歩に出かけます。そして撮りためた植物の写真を参考に模様を考えることもありますが・・
一番理想的なのは、やはり本物の植物をそばに置くことです。かたいつぼみが徐々にふくらんで花が咲き、散るところまで毎日見る、葉や花のつき方をじっくり観察すると、深く想いのこもった模様が出来上がるように思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿