2013年7月31日水曜日

入れるもの、入るもの

さて…そろそろ今回の「想い、巡る。」に向けた作品について
少しづつ書いていこうと思います

前回の「想いを繋ぐ」では
都美術館の公募展示室という今まで経験したことの無い大空間で
何を作りたいのか…とても悩みました
その中で浮かび上がったイメージは
展覧会のタイトルと空間に浮かび上がる白 でした
そこから具体的な形が出て来て
最後に見せ方…装飾の部分ですね に悩みました
成形も今までやったことの無い形とサイズでしたから
非常に苦労しました →こんな… こんな
そして自分史上最大の作品が出来上がったのですが
美術館という会場の雰囲気にも助けられ
自分で納得の行く展示ができました →こんな

そして今回は都美術館のギャラリーBです
前回よりもコンパクトな会場ではありますが
メンバーも11人になりましたし 想像よりも展示スペースは広そうです
でも タイトルはもう決まっています
色も白です
形も大体決定しました(作るのはこれからですが…汗)

こう考えていくと
前回も今回も展示スペースが作品イメージのキーとなっていることがわかります

いつものうつわを作る作業とは取り組み方がだいぶ違うものですね
うつわは食べ物や何かを「入れるもの」です
これから作る作品は展示スペースという入れものに
「入るもの」です
でもどちらもその周辺に纏う佇まいを大切に
じっくり制作していこうと思います



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