2016年6月28日火曜日

「想いアラタに」の展示会に参加するにあったて、その想い

このグループでの参加は第一回、三回に続き三回目となります。
私は岩手の盛岡の地で作陶していますが、開窯当初より、岩手
で得られる原料(土、林檎灰)を主体とし、その風土を作品に
表現してきました。林檎灰を用いた、三陸の海の青・杜の緑・
琥珀の黄等色調の灰釉の器!赤土を生かし化粧掛けの技法を用
いた粉引・刷毛目等の白色の器、南部鉄器の漆の焼付けを陶器に
生かした漆黒・漆陶の茶・黒の器、泥掛けによる石瓷・碧瓷・
赤瓷の乾いた質感の表現など日々の生活の中で、少しでも潤い
を与えることが出来ればと、今日まで作陶してきました。
普段は器つくりが主体ですが、個展等の展示会では石瓷の技法
を用いた俑壺等のオブジェ的作品も手がけています。
過去二回も俑壺を出品していますが、今回もその展開で俑壺
の作品を考えています。
美術館という空間で、どの様に作品が語ってくれるのか
楽しみにしています。
略歴
1960 北海道旭川に生れる
1982 岩手大学甲一類数学科卒業
1983 同大学特設美術専攻科修了
 北海道工業試験場野幌窯業
 分場にて研修
1984 北海道南幌にて作陶
1985 岩手県盛岡市高松にて開窯
《 個 展 》
森田画廊 ( 銀座 ) ギャラリー田中 ( 銀座 )
福原画廊 ( 銀座 ) 暮らしのうつわ花田 ( 九段 )
陶木美 ( 自由が丘 ) 藍学舎( 宮城 )せき宮( 平泉 )
すくも( 青森 )札幌三越 大阪 名古屋 
秋田 山形 盛岡 ほか
《 グループ展 》
日本橋三越 渋谷東急 博多大丸 
大阪 札幌 千葉 秋田 青森 盛岡 ほか
連絡先
〒020-0114
 岩手県盛岡市高松1-2-36 如月窯
TEL/FAX 019(661)5839
 如月窯    雪ノ浦 裕一
E-mail 
kisaragi-gama1@gmail.com

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