2012年4月29日日曜日

陶芸の電気炉

陶磁 泉さやかです

電気炉の紹介をします
我が家では2台の窯を使っています
両方とも電気炉です
ひとつは10KW
もうひとつは25KW
電気炉の大きさをあらわすのに こんな言い方をします






















手前が10KWの窯 奥が25KWです
これらは上蓋式ですが 前扉式といってドアのように開けて出し入れする窯もあります
内部は深くなっていて 大きい方の窯だと一番下に作品を入れるとき
私は背が小さいので 足が床についていられなくてバタバタとしてしまう事があります(笑)
たくさんの作品を一度に入れて焼くので
高温で何度も焼いても変形しにくい丈夫な棚板に
つく と呼ばれる支柱を立てて段を組み 積み重ねて
素焼きは800℃〜950℃
本焼きは1240℃〜1300℃
まで温度を上げて焼成します






















ちょうど大きい方の窯での素焼きが終わって窯出ししているところです
段組みがおわかりになるでしょうか…
見えている段で 下から2段目と3段目です けっこう深いです
炉壁に張り巡らされた電熱線も見えますね
この電熱線が発熱する事によって温度を上げていくのですが
我が家の制御装置は手動なので
徐々にボリュームつまみを回して 弱から強運転に切り替えていきます

小さい方の窯は同じ棚板が一枚のみで積み重ねていくので
大きさの違いがわかると思います
小さい窯でも湯呑みサイズなら100個くらいは入ります
大きな作品や展覧会前には大きな窯の出番
教室のものや 普段のこまごました仕事では小さな窯
と 使い分けています



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