2012年7月9日月曜日

かなヤスリ。








金属工芸の道具のお話。


金(かな)ヤスリ。

金属のヤスリになります。

色んな金属の形を整える作業が毎日しているわけで。

やすり作業って飽きたりもするんだけど。

非常に、奥が深い。



金ヤスリは、5本組、8本組、10本組、12本組など種類があって、

主に大きさを表わしていて大きいものから、小さいものになっていきます。

5本組の上にも大きい板状の大きいヤスリもあったり、12本組の下に
さらに精密ヤスリ、ダイヤモンドヤスリ系がくるのかな。


大学の時に、必要な工具として、組一つずつ、一通りそろえるわけですが。


この5、8、10、12本組には、さらに、別々に4段階程度、荒さがあります。

荒目、中目、細目、油目ってな感じに。



基本は5本組は、5本セットで売っているものですが、目によって、
バラで買い足したりするので本数が数が増えてきます。



大学の時に揃えた物って意外にバラバラで、順番で使いやすくはあるんだけど

最近は、新しく手に入れた5本組、8本組の油目がなかなか調子良いのです。

少しずつ、ヤスリも増やしていきたい。



毎回、削る形が違うから、どれを選んでどの順番で削るか。

そんなことを考えて、ヤスリの作業をしています。



金やすりは、機械で彫ったものもあれば、職人さんが彫ったものもあります。

右利き用と左利き用もあるようです。

自分は、左利きで。

若干、削りにくいこともあったりして。

削るものとヤスリの刃をまっすぐにしてやらないと

刃が悪くなってしまったりします。


いつか職人さんに左利き用に彫ってもらって

組ヤスリたくさん揃えたいです。少しずつでも。憧れです。








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