僕が木の家具をつくるときにふとある事をおもいだします。
それは、学生のときの講評の時なのですが。
私たち学生が作品を作る動機をコメントを述べて、それから先生たちがそれぞれの講評にはいります。
その頃の僕は家具を作るのに、形や質やそのものが持つ背景、
その研究生は同期にいました。
その人の椅子の制作動機が、「
四本脚で背が井の字型の格子が組み込まれている小イスで、材は西洋胡桃でした。程よく丸い面取りがされていて、
そんな風に作る気持ちもあるのだなと、思いました。
家具以外の作品を作るときも同じなのですが、
その内容について私達は説明を求められます。ところが、
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