2013年11月12日火曜日

展示4日目

こんにちは。

今日の展示レポートです。
展示も平日のそれと落ち着いた様子になってきました。ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

この展示の企画のタイトルは「想い、巡る。」何度かブログにもアップされてますが、デザイナーの島田さんと小島さんも企画野中心に入っていただきまして、作家のアーティストブックや、設えの計画など時間と手間をかけられたものになっています。

昨日にひきつづきデザインについて紹介します。レポートの内容はかぶらないようにしたいのですが、
やはり気になって書いてしまいますね。
展示タイトルの「想い、巡る。」の文字デザインですが、まずこのさらっと、見過ごしちゃうかもしれないところからです。ポスターやダイレクトメールのこの4文字がしっかりとデザインされています。細かいところは専門家ではないので述べられませんが、並んで貼ってある何枚ものポスターの中でぐいっと目を引く力があります。







次にアーティストブックです。この本は作家一人に一冊、デザイナーに作っていただきました。本の構造まで作家のそれと合わせてある手の込んだつくりです。こんな展示は少なくとも私が今まで見た中では初めてです。そのデザインもやはり丁寧です。その一部を載せます。








会場の設えは作品の見え方や見る側の立ち位置などが本やキャプションの位置により緩やかに設定されていて来場の皆様は、その場で留まって本を手にしたり、はたまた作品に近づきと、自然にゆったりと会場の中で時間を過ごされています。








ブログの本などは作家の日常の声がそこにあるようで、本人がいなくとも、いるような感じがして不思議です。



そのような、そこかしこと丁寧な気遣いが会場のなかに散りばめられてあり、それらが作品と作者の巡る想いを会場全体で感じることができるように会場が構成されています。

展示もこれから後半です。これからご来場の皆様、ぜひこの展示を楽しみにいらしてください

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