金工の長谷川です。今回は制作道具の紹介をしたいと思います。
①当てがね
金属を金鎚で叩いて成形するときに金属の下に支えとして置く道具です。先端の形状によって金槌で叩いたときにできる凹凸が変わるので、作りたい形状によって入れ替えます。
写真を撮る時に数えたら72本ありました。
色々な種類の作品を作るごとに、必要となる当て金の形状も自然と増えていきます。
②金鎚
これがないと始まりません。当てがねとセットで重要な金鎚です。
この金鎚で板金を叩いて成形していきます。叩いた面が転写されるので、金槌の表面も傷が無い様にしています。逆に叩く面に模様をほればそのまま板金に移せるため、荒らし鎚といった模様をつけるための金槌もあります。
こちらもお店ではおおまかな形でしか売られていませんので、自分で形を成形したり磨き直して使用します。
③木台
上記で出てきました当てがねをこの穴が開いている丸太に刺して使用します。
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