2014年9月7日日曜日

加工といろ

ガラスの田原です。 毎日暑い日が続いていますが、工房もとても暑いです。 しかし、ガラスを、加工する時には、「水」を使いながら作業をするので、 他の作業より少し涼しげです。 ガラスは、窯に入っている時も、窯から出た後も、温度差に弱く、 割れてしまうことがあります。 ガラスが暖まり、温度差ができることを防ぐために、水は必須です。 また、石膏の型から取り出したガラスは、透明なガラスのイメージとは違い、 型肌が残り雲っています。 その表面を、徐々に番手を上げて地道に磨いていくと、透明度が増していきます。 その作業中、色もだんだん鮮やかに見えてくるので、 それを、観察することは、完成品にはない、密かな楽しみでもあります。
回転する工具でガラスを削っていますが、小さなパーツでも水を出しながら加工します。

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