ガラスの田原です。
毎日暑い日が続いていますが、工房もとても暑いです。
しかし、ガラスを、加工する時には、「水」を使いながら作業をするので、
他の作業より少し涼しげです。
ガラスは、窯に入っている時も、窯から出た後も、温度差に弱く、
割れてしまうことがあります。
ガラスが暖まり、温度差ができることを防ぐために、水は必須です。
また、石膏の型から取り出したガラスは、透明なガラスのイメージとは違い、
型肌が残り雲っています。
その表面を、徐々に番手を上げて地道に磨いていくと、透明度が増していきます。
その作業中、色もだんだん鮮やかに見えてくるので、
それを、観察することは、完成品にはない、密かな楽しみでもあります。
回転する工具でガラスを削っていますが、小さなパーツでも水を出しながら加工します。
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