2014年12月8日月曜日

展覧会最終日

「いろに想う」の展覧会は本日が最終日でした。

最終日の今日も、午前中だけの開催にも関わらず沢山の方に足をお運びいただきました。
総来場者数は2600人を超え、ただただ感動しています。

 下の写真は、朝、開場前に撮った会場の様子です。

「いろ」に向き合った展覧会ですが、今まで以上にしっとりと落ち着いた印象の会場でした。
それぞれの「いろ」に対する深い考察が、かえって素材自体の本質をあぶり出したのかもしれません。
自然と素材の持つ力が伝わってくるような、
そして、居心地の良い空間を創りあげることがようなできたように思います。
この安心感、ほっとするような温もりのある空気感は、「工芸」の力ならではだと感じました。
ディレクションを担当してくださったデザイナーさんの力も大いにあるかもしれません。
素材と、作家のアイデアと技術、作家同士の協力、そしてデザイナーの客観的な目線、新しい発送、それぞれのこの展覧会に対する意識、、、試行錯誤してきた準備期間のこの一年の全てが、優しくも凛とした「工芸」の「いろ」を改めて気付かせてくれました。


そして、搬出も終わり、
みんなで撤収する時には、もとのまっさらな空間になりました。
終わってしまうのは寂しいですが、とっても充実した11日間でした。

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