2012年3月14日水曜日

ろうけつ染めの道具たち

染色作家の桂川美帆です。
私は主に、ろうけつ染めで作品を制作しています。
ろうけつぞめ、、? 難しそうに聞こえるかもしれませんが、
「溶かした蝋を、布に塗って、防染する」という、とってもシンプルな技法です。




愛用の蝋鍋と電熱器。
至って普通の道具ですが、これがなくては始まりません。

写真は、お鍋で蝋を温めているところです。
さらさらの液状になったら筆
で布につけてゆきます。












白い部分が生地白です。
濡れたように色がベージュになっている部分が、蝋を塗った
ところ。
蝋が付いている部分は、染料が染み込まなくなります。
囲われた内側を染めて、乾いたらまた蝋を置き、また染めて、また蝋を置き、また染めて〜〜〜
薄い色から順に、色面の数だけこの行程を繰り返します。







ちなみに、こんなハンモックみたい感じに吊るして作業してます。

この布をはさんで引っ張っている木は、張り手と言います。
蝋が染み込んだ布は、すごい重いので、腕がムキムキになります、、、。





















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