「福槌」(左)と「鏨」(右)
「鏨」
こんにちは、鈴木祥太です。
今回は彫金仕事をするうえでよく使用する鏨(タガネ)と福槌(フクヅチ)の紹介です。
鏨(タガネ)は、金属に模様や文字などの彫りを入れたり、打ち出す際などに用いられます。
炭素鋼や特殊鋼で出来ていて、先端を必要な形に成形し、福槌で打ち使用します。
打ち出しの際に木の鏨を使うこともあります。
打ち出しの際に木の鏨を使うこともあります。
制作において必要になれば作り足すので、いつのまにか様々な形の鏨が何十本にも増えてしまいます。
福槌は短くふっくらしていることから「オタフク」とも呼ばれます。
柄の部分は握りやすさを考え手になじむように形作るのですが、人によって長かったり、やたらぽってりしていたりと個性が出ます。
大学の授業で「オタフク」を初めて見た時は、かわいらしさに心ときめきました〜
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