2013年8月23日金曜日

数字に置き換える 小島秀子−4

織物はイメージを決めたら、実際に織るには全て数字に置き換える作業が必要になります。
模様は経糸と緯糸で構成されています。
経糸と緯糸のそれぞれの本数を計算、絣であれば染める部分の本数と長さも数字に、
色は染料の濃度と調合も数字に置き換える。
 勿論色染めには勘も必要だけれども、まずはどんな染料のどんな濃度にするか。
それは天然染料でも、化学染料でも同じです。
blue G 3%+yellow RD 1%とか、ヤマモモ10%の硫酸銅3%媒染・・・・等々。

実は、数字が大好き。計算が大好き。
この、イメージを数字に置き換える作業が大好き。

デザインは、かなり具体的に描く時と、計算と記号(自分が分かれば良いだけの記号に置き換えます)に頼る時と 2通りあります。

でも、どちらにしても、最終的には数字にします。

数字の羅列、計算、大好きなんです。





1 件のコメント:

  1. 改めて、すごいですね。
    色々と計算をして作っているんだろうなと思ってても。
    模様と色の種類もあるし、
    綺麗なグラデーションはこうやって生まれるんですね。
    自分もしっかり計算しなきゃと思いました。

    返信削除