2014年5月18日日曜日

県産原料を使用した作品の色について

基本的に岩手県産原料の素材のもつ色を大切して作陶してきたいるので、今、私が使用している原材料から見た色について考察してみます。
岩手の土には、基本的に鉄分が含まれているため、白色系には焼き上がらず、窯の雰囲気にも左右されますが、ベージュ〜茶〜グレー〜黒といったところです。
白色系にするためには、基本的には、化粧掛けが必要になります。(わら灰釉、錫釉、ブリストル釉
等でも素地をある程度までは隠せますが〜)
色釉を使用すろ時も、このことは考慮する必要があります。
普段使用している釉は、林檎灰を主体とした透明釉、灰釉です。これも僅かながら、鉄分を含んでいるため、薄黄〜萌葱色〜淡い緑〜灰緑色(焼成雰囲気で変わります)といった色味でしょうか!
土の選択、化粧土の選択、釉の選択、窯の焼成雰囲気等で作品の表情が変わります。

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