2014年9月3日水曜日

透明な素材といろのこと

こんにちは。
ガラスの蔦嶋 薫です。

今回は作品に用いる色についてのお話です。


ガラスは透明な素材ですが、粒や粉状にすることで透明〜半透明〜白のグラデーションを作り出すことが可能です。
もともと着色されたガラスや絵付けをするための粉などもあり、色のバリエーションはかなり多い素材だと思います。

その中でも私が作品によく使用する色は「白」です。
白は透明のガラスとなじみやすい色だと感じています。粉状のガラスは白いですから、当然と言えば当然ですね。ガラス本来がもっている色でもあります。

白は広範囲に使用してもガラスの素材感を邪魔しないため、使い勝手がよいのです。
白以外の色、なかでも発色のいい色(赤、オレンジ、緑など…私が使っているガラスは外国製のものが多く、目が痛くなるような色も少なくありません)は部分的に使用することがほとんどです。
たくさん使うと全体よりも色ばかりが目に入るため、使う分量には注意が必要です。





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