2014年12月16日火曜日

展覧会を終えて

陶器の濱野です。

今回初の参加で一年間メンバーのみなさんと交流を深め、一つのかたちにした”いろに想う”も遂に終了しました。


大学を出てから美術館での展示は初めてだったので、改めて規模の大きさに驚きました。

また、作品のタイトルは”4000”だったのですが、私は古代遺跡のような”昔からずっとあるモノ”に興味があり。
割れたり、壊れていても人を惹きつけ、何百、何千年後の現在にも存在し続けています。
陶芸作品は土を焼締ているため、余程のことがない限り自然に帰りません。
なので、自分の作品もいつか誰かが壊れて欠片になっていたとしても拾ってくれて、”なんだこれは?”と興味を持ってくれたら良いなと思い、このタイトルをつけました。


たくさんのお客様に作品を観て頂けたこと、素材や年齢も違うメンバーと一年かけて一つの展示を準備したこと。それをやり遂げたことに達成感でいっぱいです。

今後の制作の糧となる良い経験でした。
メンバーのみなさん、そして、都美術館のみなさん、会場に足を運んで下さったみなさん。
本当にありがとうございました。


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