「いろに想う」おかげさまで無事に会期を終えることができました。
ご来場下さいました皆様、応援して下さいました皆様、ありがとうございました。
今回私は帯地3点を出品しました。ご覧ください。
「夏の光」 麻
以前ブログで型紙をご紹介しました。ミニヒマワリとデルフィニウムの模様です。小さな花の集まりはアジサイではなくて、植物園の温室で見たオレンジ色の花です。
夏の光の中に咲いている花を白地の麻に染めました。3点の中で一番私らしいという感想をいただきました。
「こころ」 絹
白いユリを見ながら模様を考えましたが、たくさん色をいれました。賑やかなユリになりましたので、地色は薄い静かな色にしました。ユリの花を見ていると心が落ち着くような気がします。
「庭」 絹
家のベランダにある鉢植えのペラルゴニウムと金平糖の花(正式名称調べました:ヒメツルソバ)を組み合わせた模様です。一つの型を上下反転させてつなげてみました。複数の植物を組み合わせる模様は、花束やリースを作るような楽しさがあります。
この1年は いろ について改めて考える良い機会となりました。20年以上染物を続けてきて徐々に自分の いろ が確立されてきたのかもしれません。より深く探究していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。 森田麻里
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