2014年12月21日日曜日

「いろに想う」を終えて ー 蔦嶋 薫


こんにちは、ガラスの蔦嶋です。


先の日曜日に「いろに想う」展が無事終了しました。予想以上にたくさんの方にお越しいただきまして、驚きとともに大変ありがたく思っています。ありがとうございます。

今回の展覧会のテーマであった「いろ」。
ふだん色彩としての「色」をあまり使わないため、個人的には難しいテーマとなりました。

企画展示では多様な作家と素材の「いろ」が隣り合いながら美しいグラデーションを生みだし、見応えのある展示になったと感じています。このグループだからこそできる企画だったのではないでしょうか。また、デザイナーさんのディレクションの力も大いに感じました。

今回、出品した3点の作品はいろ遊びをするような感覚で、「いろをつかまえる」「いろで遊ぶ」「いろを吊る」という言葉からイメージを広げて制作しました。






ガラスは透明であることにより周りの空間となじみやすく、視覚的に不確かな存在であるような印象を受けます。その不確かさの中に一部分、色彩を加えることで、色の存在感を映えさせることができないかと考えました。


前回に引き続き2度目の参加となりましたが、今回もまた新たな気づきがあり、今後の課題を見つけることができました。
たくさんの貴重なご意見もいただき、とても嬉しく思います。
飛躍でなくとも一歩ずつ、前に進んでいけるように頑張りたいと思います。


展覧会にいらしてくださった皆さま、メンバーの方々、どうもありがとうございました。

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