当グループでの東京都美術館での展示は3回目となりました。
今回も引き続き展示構成、ビジュアルコミュニケーションを携わらせていただきました。
「いろに想う」が本展のテーマでしたが、
素材の持つ「いろ」と作家個人の「いろ」が主題としてありました。
素材を扱う以上、確実に物質の「いろ」の存在があり、
それは、既知の色では表しきれない、現実に目の前に見えている色をどう感じるか、
どう見るかを常に投げかけてきます。
さらにそこに作家個人の表現としての「いろ」が加わり
作家が表現する、色彩、フォルム、主題が作品に「いろ」を宿します。
第1回から観て頂いている方から、「だんだんと自分の中で作品の見方が広がってきた」と
大変嬉しいお言葉をいただきました。展示の意義を感じています。
もちろんそれは、作家さんの作品の力によるところですが、
見せ方の面で微力ながらも携わらせていただきましたこと、喜びを感じています。
この度は、お越し頂きました方々、本当にありがとうございました。
また、東京都美術館のご担当の方々、大変お世話になりました。
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