織の加藤富喜です。
羊の毛に魅せられて、羊毛を使った作品を作り続けています。
羊の毛を触る、染める、糸を紡ぐ、織る、どの作業工程も長年繰り返していることですが、
心がウキウキしてきます。
日々の小さな出来事、感動、喜びを頭の引き出しにしまい、作品を作るときにそーっと開けて
そのイメージを表現するために、羊毛の種類、色彩、織組織考え、織布として表現する。
大変さよりおもしろさを感じることができるからこそ、制作を続けてこれていると思います。
歳を重ねるごとに、より人々の生活に根ざしたもの、使うことで喜びを感じてもらえるものを
作りたいという気持ちが大きくなってきています。
今回の都美での作品は、どんなものになるのか自分でも楽しみです。
2012 想いを繋ぐ 出品作品
2013 想い、巡る 出品作品
2016 「森の声を聴いた日」
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